東広島地区医師会と、地域の医療・介護関係者の連携を促進するために、東広島市保健医療センターで講演させていただきました。

高齢化社会の現在、行政・医療・介護機関では、「単身のご高齢者にいざ何かが起こった時、行政・医療手続など、法的手続きは一体誰がしてくれるのか？」といったことが問題になっております。内容としては、入退院の手続きから、死亡後の遺産の整理など、なかなかシビアなものもあります。

東広島市医師会では、「アドヴァンス・ケア・プランニング（ACP　愛称 人生会議）」を積極的に推進されています。それと連携し、もっと早い段階から、地域の機関で切れ目なくサポートしていければということで、司法書士業務の観点から「後見制度の概要と入退院支援について」をお話しさせていただきました。諸関係者の方々に後見制度をもっと深く知ってもらい、ご高齢者にスムーズに案内していただくことで、市民のみなさんが安心して将来のことを考えれることにつながればと思います。

当事務所では後見についてのご相談も承っております。「ご自身の事で」という方ももちろん、「親が心配で・・・」といった方もご遠慮なくお問い合わせください。